いよいよ明日に発売が迫った新パック。初めて箱買いというものに手を出してしまいそうだ。お金も無いのに。
今パックの特色として見られるカード郡は、まずは「植物族」。とにかく前面に押し出しており、種族プッシュとしては異例の一度に20枚クラスのサポートカード収録。1パックに植物枠20枚て。アホかと。
そのほかに、「ディフォーマー」「チェーン」「サイキック族」「アンデット族」、その他アニメカード等で構成されたパックとなっている。植物族は贔屓目で見てしまいそうだが、容赦願いたい。
発売後、回してみたらまた違った感想として更新することだろう。
●ヒール・ウェーバー
表側表示でないと使えない効果ということで、ステータス的にちょっと以上使いにくい。そして、使ったところでライフ回復。うーん。毎ターンのメインフェイズにライフ回復が可能ということで、ロックをかけて使うキュアバーンデッキならば採用しても構わないかも。
●ターボ・シンクロン
主人公の使うシンクロン系モンスターの3種類目。どれも微妙な効果であることは否めない、そんな3匹目。効果は使いにくい。相手を守備にすることをメインで使うならばもっと良いカードはいくらでもいるので、自爆特攻からの手札からのモンスター召喚。イメージはノーコストの代わりに対象が手札からになった「ダメージ・コンデンサー」か。そこからシンクロに繋げるとはいえ、もうちょっと良い召喚補助はありそうなものだが・・・。攻撃力の低めな上級最上級、ってことで「リミット・リバース」が狙えるモンスターのサポートに使うのもアリだが・・・微妙か。
「ターボ・ウォリアー」使いたいなら、ってなるのかな、結局。
●マッド・デーモン
デーモン系モンスターにやっとまともなアタッカー、と思ったらまともじゃねぇ! 守備になってしまうのは・・・この攻守だと流石にデメリットかなぁ。しかし殴られなきゃいいわけだし、下級1800、ついでに守備貫通もついてるのは優秀。「デーモン・ソルジャー」と合わせて、デーモンデッキならアタッカーにどうぞ。
●アイヴィ・ウォール
相手フィールド上にリバースでのトークン生成。そのトークンが破壊されたら300ダメージなんてあってないようなもの。普通に使う分には完全に微妙っ子。「世界樹」「フレグランス・ストーム」「ブラック・ガーデン」を絡めたコントロール系植物デッキ専用カード・・・ってところだろうか。それでもあんまり居場所なさそうだなぁ。
●コピー・プラント
チューナーとしては、種族縛りがある分実に使いやすい。4つ星以下のモンスターと並べば、偶数レベルシンクロモンスターはこれで召喚できるわけだ。しかし、シンクロのレベル合わせに使いやすそうな効果の割には狙ったレベルのシンクロが出しやすいイメージはない。臨機応変なシンクロを。
植物デッキで狙いやすそうなのは、レベル4の「ロードポイズン」や「ボタニカル・ライオ」から合わせるレベル5、レベル8、それに「ギガプラント」と合わせるレベル7。こいつだと地味にレベル6のシンクロは難しそうだったりする。
●D・モバホン
ディフォーマーの特徴は表示形式で効果が変わることと、単体では貧弱なステータス。それを補って余りある効果をしているのかといわれれば・・・そうでもない。守備表示に変更したり、はじめから守備表示にしたりするサポートをうまく使って戦うんだろうが・・・難易度高そうだ。また、守備表示のときに使える効果を使ったあと、そのターン表示形式変更してなければ攻撃表示にして次は攻撃表示の効果を使う、なんてこともできる。逆も然り。
さて、モバホンの効果は展開補助。ディフォーマーは基本的にステータスが低くて場持ちは悪そうなので、数で押すしかなさそうゆえ、悪くない効果はしてると思う。メイン効果は攻撃表示の効果だろう。・・・しかしAtk100を置いとくのか・・・。「ラジオン」いても900か・・・。
●D・マグネンU
マグネンUの効果は守備表示がメイン。よくある、まずは俺から殴れって言う「切り込み隊長」効果。勿論、2匹並べてロックも可能。というかこのステータスじゃ、それをメインとしなければ使いようがなさそうだ。2匹並べることを前提とすると、召喚しやすいわけでもなく・・・やっぱり微妙かなぁ。
●D・チャッカン
ディフォーマーの中ではラジカッセンと並んで最も元々の攻撃力が高い。が、効果はどちらも「キャノン・ソルジャー」の下位互換みたいなもので、高いって言ってもその攻撃力は1200で・・・。んんー、使いにくそう。ラジカッセンでいいや。
●D・ラジカッセン
ステータスの低さは相変わらずだが、効果だけ見ればディフォーマーの中では悪くないほうだ。2回攻撃、守備なら「ジャイロイド」「ダーク・リゾネーター」と同じ1ターン1回の戦闘破壊耐性。それも、このカード以外のディフォーマーが対象でも発動できる。しかし、裏守備だと発動できない・・・から、やっぱりまずはサポートカードなどを使って表側守備で出せる状況を作るのが前提になるんだなぁ。表側守備をメインにするんじゃなくて、攻撃表示でも守備表示でも自在に召喚できる状況は前提として必要なのだ。
●D・キャメラン
レベル4以下限定だが、ロードポイズンのように戦闘破壊されれば墓地のディフォーマーを蘇生可能。ていうか現時点ではディフォーマーは全部レベル4以下なので、実質自分以外のディフォーマー蘇生カードである。でも、それは攻撃表示でいる場合。やっぱりステータスは低いからなぁ。守備表示の効果は場持ちの良いほうではないこいつでは役に立ちそうにないが、「ラジカッセン」やラジオンと並べば活躍するかもしれない。汎用性はあるはずなので、とりあえずディフォーマーデッキなら数枚積みでいい・・・のかな?
●D・ラジオン
おそらく、これがディフォーマーデッキの必須カード。実質攻撃力1800、守備力は1900である。さらに、全てのディフォーマーが強化されるとこりゃ凄い。こいつがないとろくに戦えないんだな、ディフォーマーは。「キャメラン」から蘇生もできるし、こいつがいればキャメランや「モバホン」など不安な攻撃力の子達も置いときやすくなる。ラジカッセンなんか2000で2回攻撃になったりする。さらに、この効果はラジオンがいればいるほど重複する。元々のステータスは低いのでリミット・リバース対応してるし、電池メンと同じく「地獄の暴走召喚」を狙うのは悪くなさそうだ。最強はラジオでした。
●D・クロックン
守備で耐えて攻撃力を上げるなり、バーンするなり、か。しかしディフォーマーでそんな悠長なことやってられるのだろうか。「マグネンU」のロックとか、ラジカッセンと合わせるのだろうか。ならラジオンで攻め込んだらいいよね。ラジオンが守備でいれば守備は2100にはなるが・・・。
●ガジェット・トレーラー
ディフォーマーデッキの上級モンスター。随分弱いが、お陰でリクルーターには対応している。即ち「巨大ネズミ」。
効果は・・・どうなんだ? 手札のディフォーマー1枚を「ムラサメブレード」に変える感覚、ついでに墓地アド稼ぎってところか。ディフォーマーは全部下級で墓地アドは稼ぎやすいし、手札消費してまでって効果だからなぁ。せめて1ターン1度でもデッキから送れたら・・・・・・んん、それはそれで微妙か・・・。
●ガジェット・ドライバー
トレーラーの運転手なのだろうか。手札誘発系の効果なのは好印象。しかし、チェーンで表示形式を変えることでメリットのあるディフォーマーとなると、マグネンU(攻→守)、ラジカッセン(攻→守)、あとはキャメランってところか。・・・とりあえずは役に立ちそうかも。何枚くらい積めば良いかは、デッキを回してみてからかな。
●サーチ・ストライカー
戦士族としては、単品で見る分には「ミスティック・ソードマンLv2」の上位互換になるんじゃないだろうか。守備になるって言っても、返しのターン攻撃力900を置いとくよりは全然良いし、守備力も1200はあるし。地味に戦士族デッキの強化パーツと見た。
●チェイス・スカッド
地味。ステータスの低い機械族、サーチもリクルートも楽だが・・・。
●C・リペアラー
チェーンデッキっていうのは・・・デッキ破壊とそれに付随するバーンがデッキの基本なのか。種類も少なく、いまひとつよくわからない感はあるが・・・その中でもキーカードっぽいのがこのリペアラーだろう。単純なステータスは下級チェーンとしては一番だし、「増援」にも対応している戦士族。攻撃しなければノーコストでチェーンの蘇生と、キャパシティは悪くない。墓地に「コイル」がいるなら、召喚して蘇生してすぐにシンクロ、とも繋げれるし。あれ、チェーン効果関係ねぇ。
●C・スネーク
面白い効果はしている。起動効果で相手の装備カードになれる、っていうのは初じゃなかろうか。800ダウンというのはそこそこ、ついでにデッキ破壊。デッキ破壊が必要ないなら「収縮」でも何でも良いわけで、デッキ破壊と「リペアラー」による蘇生が可能という点で見てみたい。
・・・いかん、やぱりチェーンは使いづらそうだ。
●C・シューター
これも下らないバーン効果。と、ここまで見てみるとチェーンカード達はロックが基本戦術になるのかな?
リペアラーがいれば毎ターン自分を射出して800ダメージ与えられたりするし。
●C・コイル
チューナー。効果は微妙ではあるが、こいつの効果もターンエンド時までとは書かれていない。「C・ドラゴン」より、専らリペアラーの強化あたりが一番良い役どころっぽい。しかし、こいつレベル3ってことは・・・まともにC・ドラゴンにシンクロできるのは「スネーク」だけなのか。・・・蛇からドラゴンはイメージ的にはあってるけど。
あとは、チェーンは全て地属性なのを活かせば活用法も幾つか見えてきそうだ。
●パワー・インジェクター
サイキック族の新戦力。単体では弱いのだが、攻撃力を毎ターン底上げ可能。・・・ライフを払えば。・・・自分ターン攻撃時のみ。「サイコ・コマンダー」には劣るかなぁ。
●ストーム・サモナー
サイキック族初の上級。このカードを除くサイキック族が敵を戦闘破壊したとき、っていうのはまぁまぁ満たせる。「サイコ・ウォールド」とかサイコ・コマンダーとか、サイキック族は意外とアタッカーがいるのだ。そうすると、サイキック族が全部「ライザー」みたいなよくわからんモンスターに化ける。具体的には「ジャッカルの聖戦士」化するわけだ。これって結構強そうだ。今までシンクロ特化してたサイキック族に、ビートダウン要素を加えることができる。
でもデメリットもあって、効果破壊されたら自分だけこいつ分の「破壊輪」。殴り倒される分には問題ないのだが・・・。
●サイコジャンパー
ライフは必要とするし、このカード以外にサイキックが必要にはなるが、自分で相手モンスターも指定できる「強制転移」となるとそれは強い。あげるサイキック族は「カバリスト」あたりが適任だろう。「緊急テレポート」などでサイキック族は2体揃えるのは簡単だし、相手からモンスターを奪ったらこいつはチューナー。シンクロにも繋げられる。というか攻撃力100だし、繋げたほうがよさそうだ。
●ウィード
「コピー・プラント」と、植物族チューナーはどちらを出すかである。コピー・プラントが出しやすいシンクロレベルは5・7・8、対するウィードは6・8である。レベル5には「A・O・J カタストル」、レベル7には「ブラック・ローズ・ドラゴン」。レベル6枠には「ゴヨウ・ガーディアン」、「ブリューナク」、「ヘル・ブランブル」が属している。いい勝負なので、シンクロメインなら使いたいモンスターで、メインでないのなら弱点を補えたり汎用性のありそうなほうを選ぼう。
●ギガント・セファロタス
アタッカー。効果は地味なので、とりあえずは1850アタッカーとして運用できよう。ボタニカル・ライオがいれば出番はないかもしれないが、一応「ボタニティ・ガール」から呼べるのは利点。
●ツクシー
これも相手にトークンをあげるタイプ。そんなに相手にプレゼントしてどうすんねん。だが、「召喚制限-猪突するモンスター」と合わせたり、トークンもハンデス効果がついてるのでまぁまぁ「アイヴィ・ウォール」よりは優秀か。
●ボタニティ・ガール
アンデット族の「ゴブリン・ゾンビ」の位置にはなれるのだろうか。まず、自身をサーチできない点、そして任意効果なので生贄に捧げた場合は効果が発動しない点で劣る。そしてこの二点は地味にかなり大きい。それでも一応、「ダンディライオン」、ロードポイズン、それに各種植物チューナーは呼べるのだが。
●カースド・フィグ
植物族デッキ以外にも投入できる植物族。戦闘破壊されて墓地にいる限り、「シン・ツェン・フー」という面白いカード。アクセントには良いが、蘇生や除外などで墓地をコストにしてしまう植物族の戦術にはあまり合っていない感もしないではない。
アロマデッキなど、活躍できるデッキが探せば結構ありそうな子。
●椿姫ティタニアル
植物の最上級2800というだけで十分。ロードポイズン他、豊富な蘇生カードに対応しているのだ。効果はあってないようなものかと思っていたが、それでもあって困る効果ではない。自身を生贄にできるのならば、それで「サイクロン」から「次元幽閉」まで止められるし、それで墓地に行ってもギガプラントにロードポイズン、「増草剤」に「植物連鎖」「世界樹」と、蘇生カードの豊富さはアンデットと並んで折り紙つきな植物族なら簡単にまた降臨なされる。植物族のエースカードとして間違いも問題も無い。
●マンモス・ゾンビ
アンデット族の1900アタッカー。アンデット族ならデメリットはないかと思いきや、戦闘でも破壊されたらとりあえずは1900ダメージ。それはデメリットだなあ・・・。生贄やらシンクロやらに使うなりできるなら良いが、やはりまずは「強制転移」とのコンボが頭に来るだろう。アンデット族では普通に詰まれるカードだし、相性は良い。
●ゾンビキャリア
チューナー。アンデットデッキ以外でも全然活躍しそうな効果だのに、こいつはアンデット族。シンクロまでできるとはアンデットは高性能だ。効果的にはなかなかなシンクロアンデット、アンデットデッキでシンクロする以上チューナーもチューナー以外も指定されててされてないようなもの。「ピラミッド・タートル」から今まで「龍骨鬼」などを呼んでいたのがこのカードに変わる、という考え方もできるが、ゾンビキャリア自体は追撃を防げるステータスではないことに注意。むしろメインとなるシンクロ手段は「ゾンビ・マスター」からのゾンビキャリア蘇生が有望か。
●ゴブリン陽動部隊
息の長いゴブリンシリーズ。相変わらず守備になるし、守備力は0だし。さて今回の効果はドロー、攻撃力は1000。・・・そろそろゴブリンデッキとか組めるんじゃないだろうか。
●共闘するランドスターの剣士
ランドスター、まさかのリメイク。チューナーになってる部分以外は「コマンド・ナイト」の下位互換だから、あんまり出番はなさそうだ。どうしても戦士族にチューナーが欲しければ、他にも選択肢はあるわけだし。
●ハネワタ
ワタポン、まさかのリメイク。ありそうでなかった効果ダメージに対応する「クリボー」。そして御丁寧に一応程度のチューナー。天使族でチューナーが欲しいデッキならば・・・活躍する、かな?
メタカードとしては色々なものに刺さりそうなので、基本はサイドデッキ向けだろう。
●伝説の白石
「ブルーアイズ」の卵のようだ。強制効果でブルーアイズをサーチするため、壁に出しても良し、手札コストに捨てても良し、「おろかな埋葬」でも良し。「未来融合」なら3枚送れる。流石に特殊召喚ではなくサーチだが、「古のルール」に「トレード・イン」、「カイバーマン」とサポートの多いブルーアイズならば使い道はいくらでもある。ブルーアイズデッキならば期待の新戦力だろう。
そしてこいつも一応程度にチューナー。シンクロするだけでブルーアイズが手札に来るよ! レベル1ドラゴン族チューナーということで、「ガード・オブ・フレムベル」と使い分けよう。
●タイガードラゴン
なんだこれなんでスーレアなんだノーマルのはずだ・・・!
●ジェイドナイト
これもグラディウスシリーズのカードらしい。確かに、見事なまでにビクトリーバイパーをサポートできる効果している。単純に自分をサーチできるのは優秀だが、この効果を発動するためには「引きガエル」などと同様、裏守備で殴り倒された場合は発動できない。幸いそこそこ守備力も高いので、時には壁、時にはサーチ、ごく稀には罠対策として機械族デッキにスパイスとして入れてみても面白いんじゃないか。
●ターボ・ウォリアー
ウォリアー系第3段。ウォリアー系はレベルがちゃんと分かれていて、ついでにシンクロン達もレベルが分かれている。しかし・・・ニトロもそうだったけど、チューナー指定されててチューナーのレベル+5ってシンクロし難いだろう・・・・・・!!
効果は、とりあえずひとつは帝に強い。ひとつはゴヨウ・ガーディアンをはじめとするシンクロモンスターに強い。と書くとなんだか強そうだが、それ以外の大多数のモンスター達から見れば完璧でない対象を取る効果耐性持ち2500である。シンクロに強いって言ってもカタストルとかには普通に負ける。そんなに強くもなかったりする。
●ブラック・ローズ・ドラゴン
豪快な効果を持つブラック・ローズ、結局植物じゃなかったー。関連効果は持ってたけど。
今までのレベル7シンクロがチューナー指定の「ニトロ・ウォリアー」と、手に入り難い「X-セイバー ウルベルム」しかなかったことから、レベル7シンクロというだけで誰もがとりあえず投入しそうな子。派手だが自分も巻き込む効果してるので、「裁きの龍」や「ダーク・アームド」あどをフィニッシャーとするデッキでは特にお役御免。猫シンクロでも「ブリューナク」のが優先度は高そうだ。コンボデッキやコントロールデッキを相手にした際の巻き返しなどが有効な活用法だろうか。
さて、植物族とはそんなに相性は良くなかったりする。シンクロ召喚自体は楽そうだが、そんなのサイキック族でもできる。植物族なら蘇生サポート対応してたのに・・・それじゃ強かったか。
どちらかというと、相手が使って来た時に「死者蘇生」などで奪ったら植物族なら効果を有効に使える、イメージ的には「植物族にはちょっと弱い」って感じのカードな気がする。
●C・ドラゴン
チェーンモンスターのボスだが、ボスにしては地味・・・。攻撃力も低く、墓地のモンスターを除外までしても200ずつしか攻撃力は上がらず、さらにそれもエンドフェイズまで、しかも何体除外するといったふうに選べずに除外するなら強制で全て除外。使いにくい・・・!
デッキ破壊効果と攻撃力アップのシナジーも特に良いとは言えず。チェーンサポートがもう少しないと使いにくそうだなぁ。
●サイコ・ヘルストランサー
こちらも待望のレベル7シンクロ、チューナー指定も無いのだが、攻撃力が同じってことで普通のデッキなら「ブラック・ローズ」使います、残念でした。サイキック族としては、結局は回復効果なので面白みはないが・・・やはりレベル7シンクロのいち選択肢、といったところか。
●ヘル・ブランブル
お前スーレアかよ!
植物専用シンクロというのは実に使いでがありそうなのだが、シンクロのレベル6枠は競争率が高く、やはりゴヨーダとブリューナクにはひけをとる。バーン効果も、せめて墓地からの特殊召喚、もしくは反転召喚のどちらかを対応させてくれてたらなぁ。惜しい。
●デスカイザー・ドラゴン
効果的には「アンデットワールド」前提効果だが、それがあればシンクロ時にノーコスト相手蘇生。しかも、この効果の発動タイミングは「剣闘獣ガイザレス」と同じで、シンクロ召喚時に限定されていない。蘇生の多いアンデットなら、アンデットワールドが張ってあるだけで一度の蘇生で二度美味しい。素晴らしいモンスターとなる。コンボ前提カードなので、アンデットでシンクロする際は「ハ・デス」と使い分けることになるだろう。
●蘇りし魔王 ハ・デス
普通のアンデットデッキにシンクロを入れるのなら、「デスカイザー」よりは、これ。効果はそのものハ・デスで、しかもその効果が自軍のアンデット族全体に行き渡る。攻撃力もハ・デスの例の50差が渋い。さらに、ハ・デスとは違って蘇生が可能という点が大きい。
蘇生可能という点、戦闘破壊した際の効果、アンデットワールドの有無等でゴヨーダやデスカイザーと使い分けるのが望ましい。アンデットなかなか夢膨らむなあこれ。