新パックの発売も明後日に迫り、収録カードの全貌も見えてきた頃なので、そろそろパック考察を始めてみることにした。今回から収録カード数が80枚に増え、書き甲斐があるというものだ。
今回のパックは爬虫類族の一種、ヴェノムモンスター達と新効果、デュアルが収録されているほか、原点回帰のような様々な種族・効果の微妙モンスター達が多い。
●エーリアン・ソルジャー
今回も登場、エーリアンシリーズ。エーリアンに足りなかったものの一つが「実用性のある下級」なので、アタッカーとして使用できるこいつの登場はエーリアンとしては純粋な戦力強化に繋がる筈だ。1900バニラなので、爬虫類族としてのアタッカーも兼ねる。
●ヴォルカニック・ラット
ヴォルカニックに新戦力・・・かと思いきや、ステータスも貧弱な下級バニラ。ブレイズ・キャノンの弾にはなるものの、そのためだけで採用する必要は全くない。というか、ヴォルカニック系モンスターは弾丸みたいな奴等ばっかりだったけど、ここへ来てネズミか。
●暗黒界の番兵 レンジ
暗黒界シリーズだけど、こいつもバニラ。守備力2100の壁だ。暗黒界に壁が必要かどうかは兎も角、ウィルスの媒体になる壁モンスターで悪魔族、バニラという特徴をいかせば色々と使い道はあるのかもしれない。
●ハウンド・ドラゴン
この辺りはバニラモンスター軍団。こいつはレベル3ドラゴンで最も攻撃力が高い、イコール恐らくはサイバー・ダークデッキで使えということだろう。と言っても1700バニラは単品ではロックをすり抜けられる事くらいしか利点がないため、鎧黒竜を召喚することを主軸にデッキを組もうとするのであれば、わざわざ必要ともしないんじゃないか。
●ヴェノム・コブラ
ヴェノムの壁。ヴェノムの特徴、ヴェノム・スワンプを併用すれば相手の攻撃力はどんどん下がるし、2000の守備力もなかなかの壁として機能しそうだ。だが、折角のヴェノムモンスター、しかもコブラってなかなか強そうなのに効果がないのは何だかちょっと残念。
●究極宝玉神 レインボー・ドラゴン
宝玉獣の切り札、レインボー・ドラゴンのお出まし。キャパシティは高く、何よりも召喚条件の甘さが酷い。てっきりフィールド上に宝玉化しているものを含め7種類の宝玉獣を揃えて特殊召喚するものかと思っていたら、墓地を含めるか・・・。ぱっと出てくる4000は、少なくとも現在宝玉獣に入り得るハモンよりも脅威。2匹3匹とぽんぽん飛び出してくる可能性すらあるのだ。破壊耐性などはついていないものの、使い捨て感覚でぽっと出て4000が次々殴りに来るって怖い。
効果の方も悪くはなく、攻撃力アップの効果は「ターンエンド時まで」の一文が入っていないのだが、上がったら上がったままなのだろうか・・・? 相手ターンでも使用できるというのは恐らくそこまで意味を成さないだろう。もう一つの効果は全体リセットだが、これがなくてもこのカードは恐らく十分強い。強さのバランス的には召喚ターンに効果が使えないのは多分正解だろう。
強力過ぎる印象を受けるかもしれないが、宝玉獣には既に「宝玉の氾濫」という切り札が存在するため、位置付け的にはそれとあまり変わらないことになる。宝玉獣デッキに切り札の追加といった感覚、ってうんまぁ十分強いよね。新戦力となる一枚。
●C・パンテール
以前はイルカしかいなかったコクーンが、6種類全て出揃った。とはいえ、こいつらの使い道に関してはいまひとつよくわからない。少なくとも、このパック中5枚はハズレである、といった感覚を受けることは間違いなさそうだ。ちなみにコイツはブラックパンサーのコクーン。
●C・チッキー
エア・ハミングバードのコクーン。コクーン関連のサポートカードを使わないのであれば、コクーンはどれも使う必要性は感じない。
●C・ピニー
グロー・モスのコクーン。他のコクーンと同じようなコメントになるわけだが。
●C・ラーバ
フレア・スカラベのコクーン。昆虫系モンスターは好みなのだが、やっぱりイモ虫系はどうも気持ち悪い。というか、微妙な可愛さがダメなのじゃなかろうか。これ気持ち悪いと思うぞ。
●C・モーグ
グラン・モールのコクーン。ネオスペーシアンとしては最も優秀なグラン・モールだけに、コクーンの中でもグラン・モールに化けるこいつが一番使おうとすれば使えなくもない気はするが・・・案順にグラン・モールを使いたいのであれば巨大ネズミで十分なわけで。
●ネクロ・ガードナー
効果は要は幻獣サンダー・ペガスと同じだが、わざわざ使おうと思う効果であるかどうかは怪しい。幻獣デッキだからこそサンダー・ペガスは採用しても面白かったが、そもそもなくてもそこまで困る効果でもなかっただけに、効果単品で見れば微妙どころ。ビートダウン系ワンキルの対策ならば、クリボーの方がいいような気もする。戦士族、ウィルスの媒体になる、といった辺りは一応ポイントになるか。
●毒蛇神ヴェノミナーガ
召喚条件は特定モンスターと特定罠、さらに破壊された時に発動と制約は多いものの、とりあえず召喚してしまえばこっちのもの。爬虫類族最強を誇るカードであり、3回相手に戦闘ダメージが通れば勝利、という特殊勝利条件を内臓している。
とはいえ、この効果はオマケみたいなもの。コイツの本領は、完全効果耐性。魔法・罠・モンスター効果が効かない、ということはまともに破壊しようとすればとりあえずは戦闘破壊くらいしかない事になるのだが、戦闘破壊しようにも収縮やエネミー・コントローラー等の魔法すら受け付けない。まともに戦闘破壊を狙うと、コイツの攻撃力は墓地の爬虫類の数×500。ヴェノミノンが墓地に一体確実に存在するだろうから、最低ラインは500だが・・・2000~3000クラスを越えるのは案外余裕だろう。万が一戦闘破壊されても、墓地の爬虫類族を一体除外すれば(=攻撃力を500下げて)再生する。・・・とはいえ、一度戦闘破壊されている以上、他に手を打たなければ何度も何度も破壊されるだけだが。
兎に角、まずは召喚することだ。「破壊されたらどうしよう」なんて考える必要はあまり無いのだから。
●毒蛇王ヴェノミノン
ヴェノミナーガを召喚するために必要なモンスターにして、こいつだけでもなかなかの実力。ヴェノミナーガの効果のうち、墓地の爬虫類族×500の攻撃力と、戦闘破壊された場合、墓地の爬虫類族を一体除外して蘇生されるという二つの効果を抽出されている。
蘇生制限などは何もないものの、モンスター効果からの特殊召喚のみ対応していない。キラー・トマトなどのリクルーターから簡単に呼ばれないようにしているのだろうが、ダメージ・コンデンサーやダメージ=レプトルなどの罠で結局簡単にデッキから呼べる。とはいえ、あまりに序盤から召喚しても墓地の爬虫類族が少なければ大した実力はないので、最低2000の攻撃力は欲しいところ。攻撃力が低ければ低いで、死のデッキ破壊ウィルスに使うという手もあるけどね。
●ヴェノム・スネーク
ヴェノム代表、毒蛇。ヴェノムは全体的に攻撃力が低めだが、これはヴェノム・スワンプの攻撃力減少効果との兼ね合いだろうか。とはいえ、墓地に送られてもヴェノミノンやヴェノミナーガの攻撃力アップに繋がるだろうし、攻撃力が低いということはダメージ=レプトルで呼びやすいということ。基本的にヴェノムモンスター達はどれも、ヴェノミナーガを呼ぶための中継ぎ感覚で使って構わなさそうだ。ヴェノミナーガを使うデッキの場合だけどね。
●ヴェノム・ボア
流石に5つ星で攻撃力1600は低い気がするが、効果を使えば(ヴェノム・スワンプ前提で)相手モンスターの攻撃力は1000ポイント、ターンエンド時と合わせて1500ポイントもダウンする。攻撃力が0になったモンスターは破壊されるわけで、そう考えれば確かに強いのかもしれない。
●ヴェノム・サーペント
ヴェノム・スネークと同じ効果と思いきや、こいつは効果を使用したターンにも攻撃ができる。攻撃力1000なら攻撃ができてもそこまで変わらないかなー、と思いきやこいつはしっかり闇属性。ウィルスの媒体にできるのは有難い。
●E・HERO アナザー・ネオス
遂に出た、攻撃力1900の下級戦士族だが・・・パチモンネオスだしなぁ。ネオスやHEROデッキじゃない、戦士使いは何かこう使いたくないような気がする、そんなモンスター。・・・じゃない?
とはいえ効果は優秀。下級アタッカーとしてE・HERO、ネオス、戦士どのデッキにも投入可能だし、デュアルすればネオス扱い。コンタクト融合もネオスペースの影響を受けることもできるわけだ。デュアル前ならばバニラ扱いなので、それらのサポートも受ける事ができる。ポテンシャルは高い。
さて、新効果ジャンル、デュアルだが、これは召喚したモンスターを再度召喚することで効果が付与される、というシステム。つまり召喚機会を一度失うわけだが、効果自体は優秀だけど効果を付与するのに2ターンかけてまで・・・といった効果が結構多い。こいつらはデュアル前はバニラ扱いであることを活かし、正等なる血統に対応しているためバニラデッキに投入すれば活躍が見込める。あとは、デュアル後の効果次第だろうか。まだまだ未知数ではあるのだが。
●ヘルカイザー・ドラゴン
デュアル後は2回攻撃。2400で2回攻撃できるのは、確かに強い。ライフポイントにダメージを与える上ではこいつの攻撃だけで4800も削れるわけだから。デュアルするためには墓地蘇生などを使わないのであれば1ターン生き延びる必要があるわけだが、1体生贄2400という攻撃力自体も悪くはない。ドラゴン族やバニラデッキなら入れてみても面白いんじゃないだろうか。
なお、上級デュアルの再度召喚に生贄は必要ないようだ。この点については安心。
●水面のアレサ
デュアル後は相手モンスターを戦闘破壊するごとにハンデス・・・だが、攻撃力1500ではそれも難しい。リクルーターとかなら倒せるんだけど。ステータスなどから、わざわざデュアルしてまで得る効果であるかどうかはかなり微妙。ハンデスしたいなら他にいいカードは沢山あるはずだ。何より、こいつがスーパーレアってどういう事だ。ノーマルで十分だろうこの効果は。イラストか、イラストが可愛いからか!
●幸運の笛吹き
デュアル後は相手モンスターを戦闘破壊するごとに1ドロー・・・だが、こいつも攻撃力1500・・・。どうも下級デュアルはステータスが同じモンスターが多い。っていうかこいつもスーパーレアか、これもアレサと同レベルだと思うんだが・・・。召喚機会を一回失ってこの効果なら、その召喚機会を使ってこいつを生贄にパーシアスを使ったほうが・・・いいよね。
●ヴァリュアブル・アーマー
出た出た、久々の昆虫族。私は昆虫デッキ使いなので多少贔屓目に見るのでよろしく。
デュアル前の攻撃力は5つ星2350、アルティメット・インセクトLv5の攻撃力が2300なのを考慮すると合格。デュアル後は全体攻撃可能。リクルーターやトークン潰しが主な仕事になるのだろう。セイバー・ビートルと役割を分担できるだろうし、効果自体は悪くない。とはいえ、ひと目でこれは使える!となる効果ってわけでもなく・・・昆虫族はこんな、悪くはないのだが・・・的な効果を持つモンスターが多いなぁ。特に上級になると、セイバー・ビートルが2400貫通と実に無難な効果を持っているため、せめてこいつ以上を求めてしまう。
とりあえず、まずは一枚デッキに入れて使ってみることにしよう。見た目はカマキリ系で私好みだし、結構。
●巨人ゴーグル
デュアル後は攻撃力2100になるが・・・しょっぱい。それならはじめからジェネティック・ワーウルフ等を使ったほうが使い勝手はいいのでは。
●サンライズ・ガードナー
デュアル後は守備力2300。・・・しょっぱい。そもそも、壁ってデュアルまでして求めるものじゃないよなぁ。
●魔族召喚師
全体的に上級デュアルは良質なイメージがある。こいつも攻撃力は2400、1体生贄のボーダーライン。ノーコストで1ターンに1回、手札or墓地から悪魔族を召喚できるって、結構強い気がする。効果の関係上次はこいつを守る必要があるが、魔族召喚師一体分(デュアルする必要はあるが)でモンスターを次々と展開できるのは十分強力。
●灼熱王パイロン
デュアル後は毎ターン1000ダメージ。実に炎族っぽい効果だ。炎軸ロックデッキには新戦力と成り得るんじゃないだろうか。よく見たら何だかレベル5だが、UFOタートルから展開できるため、デュアルもし易い筈だ。
●シャドウ・ダイバー
デュアル後は下級悪魔族一体が直接攻撃可能になる。最低自分も下級悪魔族なので、生きてさえいれば毎ターン1500直接ダメージが狙える。装備カードなどで増した攻撃力でそのまま直接攻撃が狙えるため、何かワンキル系のコンボも狙えそうだ。悪魔族に相手ライフに直接ダメージを与えた時発動するタイプの効果があまりないのが残念。暗黒界の狂王ブロンやデビルコックなどでは、あまり直接攻撃をしてまで発動したい効果ではない。
●フリントロック
なぜここでフリント!? ・・・って、コナミの遊び心シリーズか・・・。
フリントはかなりマイナーな類のカードであり、効果も・・・使えないことはないかもしれないが正直微妙。フィールド上のフリントを操るが、それもフリントとこのカードをわざわざ採用してまで・・・って感じがする。面白いけどね。こういうタイプのカードは嫌いじゃない。思わぬカードにスポットを当てる、というのは楽しいものだ。
●グラヴィティ・ボール
なぜか、リバース効果っていまひとつ使えない・・・というか、「雑魚カード」なイメージがあるのだが。このカードもそれに違わぬ微妙カード。相手としては鬱陶しいかもしれないが、一回こっきりの効果としては微妙じゃないかしら。
●幻影コオロギ
昆虫族きたー、と思いきや効果はなかなかにしょっぱい。名前からして「爆弾かめ虫」あたりと同じ香りがしてたからなぁ・・・実際近いタイプの効果だしなぁ・・・。せめて裏側表示モンスター以外も対象にできたら・・・といったところだが、それでも結構微妙な気がする。リバース効果は最低限、人喰い虫のレベルを越えて欲しい。
●水晶の占い師
魔法使い族のリバースモンスターなので、見習い魔術師からセットする新たなパターンともなる。効果自体はドロー加速なので、決して悪くはない。とはいえ、デッキに一枚だけ入っていてもしょうがない気がするモンスターなので、入れるのであれば数枚投入してみたい。でも魔法使い族主軸で組んでいるのなら、執念深き老魔術師がいれば、そちらを採用となってしまうかな。ドロー加速が必要な、エクゾディアデッキなどでは少なくなりがちなモンスター兼ドロー加速として採用しても面白いんじゃないだろうか。
●ネオスペース・コンダクター
ネオス、特にコンタクト融合を使うネオスデッキでは必須カードか。自身も1800下級アタッカーとして運用できるし、前パックで登場したフィールドサーチャー的な性質を持つのだが、墓地からもサーチ可能なのは有難い。こいつ自身もE・HEROだったりネオスペーシアンだったりすれば、さらに使いやすかったかもしれないのになぁ。
●氷炎の双竜
水2体と炎1体を除外しての特殊召喚。光と闇以外でもこういったタイプの特殊召喚モンスターが登場するとは。とはいえ、水と炎はひとつのデッキに集中して入るような属性のモンスター達ではないので、主軸として使おうとするとそれなりのデッキを用意する必要がある。効果は主軸に据えるというよりも、入る余地があるのなら入れておいても面白いタイプの効果なので、いまひとつ噛み合わない感じがする。アトランティスとロックを使ったビートバーン・・・?
●デザート・ツイスター
こいつは風2体、地1体を喰って特殊召喚される。地属性モンスターなんてのはどこにでもいるので、風属性が多めのデッキならば数枚忍ばせておいても面白いかもしれない。地と風の二属性デッキといえば正に昆虫族なのだが、デビルドーザーとどちらを選ぶか、と言われればちょっとこのカードじゃ弱いかなー、となってしまうか。せめて効果にコストが必要なければ・・・だが、それは強過ぎるか。うーむ。
●儀式の供物
モンスターらしからぬカード名のこいつはその名から想像できるとおりの効果を持つ。儀式デッキというと今は高等儀式術に頼ることになりがちなのだが、それでも奈落との契約などの正統儀式カードを採用しているのならば、一枚くらい入れてみてもいいかもしれないが・・・それでも高等儀式術で充分じゃないかなぁ。
●カミソーリトカゲ
仮面ライダーV3にこんな名前の怪人いなかったっけ。
●ホーリーフレーム
光属性、通常モンスター限定のダブルコストモンスター、天使族・・・こんな感じの効果って結構お腹一杯だったりするんだけど。要はブルーアイズデッキに如何? って事だろうか。カイザー・シーホースがいるからいいじゃん・・・。
●ダークフレーム
これも、ダブルコストンでいいと思うんだけどなぁ。ホーリーフレーム共に、リクルーターに対応しているのは大きいのかもしれないけれど。ラグナロクオンラインにダークフレームって鏡のモンスターがいるんだけど、まぁそんな話は別にいいや。
●ゾンビ・マスター
先輩に朗報、久々登場アンデット族下級。ぷち弱いヴァンパイアジェネシス、という書き方だとどうしても弱く見えてしまうが、手札コストとして捨てたモンスターの種族やレベルは問わないし、生者の書なんかに繋げることもできる。蘇生できるのは下級アンデット、ということは主にピラミッド・タートルか魂を削る死霊あたりを蘇生させることになるだろう。決して弱くはないのだが、攻撃力があと100高ければなぁ。
●N・マリン・ドルフィン
とりあえず、効果はアクアドルフィンとどこが違うのかぱっと見でわかんなさそうだから、別にいいんだ。マリン・ネオスへのコンタクト融合専用カードだろうなぁ、扱いは。
●E・HERO マリン・ネオス
兎に角、ネオスのコンタクト融合体では初となる、デッキに戻らないだけでポイントが高い。デッキに戻らないなんて効果はないんだけど、とにかくデッキに戻らないのだこいつは。そして攻撃力は2800、さらに効果もノーコストで1ターンに1度のハンデス。全然強い。しかし、融合元のマリン・ドルフィンがアクア・ドルフィンに専用魔法カードを使用して特殊召喚しなきゃいけないモンスターであり・・・やっぱりネオス関連のモンスターは簡単に強いだけじゃないんだよね。どうにかして召喚できれば強いし、墓地に落ちれば蘇生もできるのでネオス使いは頑張ってみよう。
●E・HERO ダーク・ブライトマン
地味。久々の融合E・HEROだけど、効果は地味どころの寄せ集め。攻撃力2000で守備貫通、攻撃した時守備になる、破壊されたら破壊し返す・・・どれも結構地味。地味だけど、悪くはないか。特に最後の効果は、破壊される手段は問わないので地味ーに嫌らしい。ネクロダークマンを融合素材に使うので、自然とその先の上級モンスター展開を手伝ったりもする。うーん、やっぱりいかんせん地味だなぁ。弱くはないと思うんだけどね。
●E・HERO マグマ・ネオス
トリプルコンタクト融合、しかも素材の一匹は制限カード・・・で、そこまでして結局ターンエンド時に山札に戻っちゃうのはどうなのだ。その際にフィールド上の全てのカードを手札に戻す、と言っても・・・自分ターンでそんな効果が発動してしまったら次の相手ターンでがつんと一発無防備なところを殴られるのは目に見えている。逆にそこを利用してゴーズを召喚したりできるのならいいのだが・・・。ちょっと効果と実力が召喚の労力に伴わない気がするんだなぁ。イラストのアングルは格好いいんだけどね。
●おジャマ・ナイト
なぜここにきてわざわざこんなカードを・・・!?
しかしまぁ、相手によっておジャマトリオで召喚されたトークン同士での融合などでも召喚できるようだ。融合を使うデッキなら、融合デッキに入っていても罰は当たらないかもしれない。