ばらばらになってしまった大学時代の友人達と、久々に遊んで箱買いしたパック。
実戦級テーマ「甲虫装機」に加え、ゼンマイと忍者が一気に強化。エヴォル関連も続投している。
●クリボルト
エクシーズメタ、なのだろうか。自分のエクシーズモンスターのエクシーズ素材にも使うことができるのは腐りにくい工夫だが、基本的には相手の邪魔をしつつ展開したい。呼んで来た「クリボルト」の効果も使えるので、相手のエクシーズモンスターの素材を一気にゼロにしつつ、こちらは3体展開・・・なんてできたらいいんだけど、相手の場に素材が2つ残ったエクシーズモンスターがいる状況って限られ過ぎてるよなあ。
●ダークロン
魔法カードや罠カードでもちょこちょこ見るレベル調整効果。通常召喚権を使うこと、このモンスターが1体追加されることを加味しても・・・地味?
●ガガガガール
「ガガガマジシャン」とのセットが前提の効果だが、特化させればガガガデッキなんて組める。ガガガコンビが揃えば、ランク1~8の素材に縛りがなく2体でオーバーレイ・ネットワークを構築できるエクシーズモンスターならば何にでもなれるので、エクストラデッキの選択肢は多岐に渡る。メインで使っていけそうなのは「No.11 ビッグ・アイ」、「No.61 ヴォルカザウルス」を筆頭に、高ランクエクシーズモンスターは出しにくい代わりに強力なものが多い。それを「ホープ」とかと同じ感覚でぽんぽん出せるのは強力だ。ステータスも、「リミット・リバース」をはじめ属性にも恵まれており、特殊召喚手段もサーチ手段も豊富。あと、オマケの攻撃力を下げる効果は忘れがちだけど弱くないぞ。
●ゴゴゴジャイアント
「ゴゴゴゴーレム」専用カードではなく、このカード自身の蘇生も可能。通常召喚からレベル4を2体瞬時に並べることができるので、そのままエクシーズ召喚も可能だし、他に使い道があるならいくらでも。例えば同じ地属性の「グローアップ・バルブ」からレベル9シンクロとか。単体でも「アックス・ドラゴニュート」と同じ動きをする下級2000打点なので、岩石族としても選択肢だろう。
●ZW-一角獣皇槍
ゼアルウェポン、ユニコーン・キング・スピア。中二というより小学生っぽい当て字。「ホープレイ」専用の装備カードなので、活かそうとすると専用デッキの構築が必要そう。しかし、単体でも1900下級アタッカーなので腐りにくいのはいい感じ。ゼアルウェポン、たぶん他にも出るんだろうなあ。
●シャクトパス
魚族の下級モンスターでは地味だが弱くない。弱くないけど地味。シャークさんの使うモンスターは「ハリマンボウ」とか、弱くないけど地味なのが非常に多い気がする。レプティレスで使う・・・難しいか。
●フォトン・リザード
カイトの使うフォトンモンスター達だが、フォトンで統一する意義がありそうなシナジーのあるカードがまだ全然ないので、現段階では評価しづらい感じ。リリースが必要なので、普通に運用するとサーチ効果のために通常召喚権が要るし、場も空いてしまう。テーマデッキのサーチャーとしてもいまいちぱっとしない感が。蘇生は容易だけど。
●フォトン・スラッシャー
「サイバー・ドラゴン」的な。相手の場に影響しないのでサイバー・ドラゴンよりも特殊召喚はしやすいけど、攻撃できなくなる軽いデメリットもある。エクシーズやシンクロのサポートとしては攻撃できるできないのデメリットはあまり気にならないので、そういった用途ならばサイバー・ドラゴンよりも使いやすいのだが、エクシーズ・シンクロのサポートとしてサイバー・ドラゴンにはレベル5であることを求められることも多い。こちらはレベル4なので、シンクロに使うにもエクシーズに使うにも、サイバー・ドラゴンとはまた別の使い道を考える必要はある。使いやすい効果なので、どこで注目されるかわかんないぞ。
●フォトン・クラッシャー
スラッシャーとかクラッシャーとか、効果もステータスも割と似てるしややこしいなあ! 光属性版アックス・ドラゴニュート。種族・属性を考慮しないなら同パックでも「ゴゴゴジャイアント」の下位互換だったり。フォトン使いのカイトさんは攻撃力2000以上を2体リリースして「銀河眼の光子竜」に繋げるのが基本戦略だから、攻撃力2000越えの下級が目立つ。そうするとどうしてもデメリットアタッカーが多くなっちゃうと。
●フォトン・レオ
上級モンスターだが、ステータスも効果もぱっとしない。なんというか、旧時代のカードっぽさが。
●フォトン・サークラー
フォトンは半分以上微妙なカードばっかりだなあ・・・!
●リバース・バスター
「アンティークギア・ミスティックソードマン」だが、特化しちゃった結果それ以外にできることを全部投げ出しちゃったのは痛い。腐る場面相当多そうだし。
●機甲忍者フレイム
ここから機甲忍者。まさかOCG化されるとは思ってなかった機甲忍者。場に出れば忍者のレベルを1つアップ、自身も対象にできるので実質レベル5としても扱える。エクシーズ、シンクロは勿論、「忍法 変化の術」を使う上でこれは割と大きい。とはいえ、獣・鳥獣・昆虫族、どれもレベル8にこれぞってモンスターがいないのがちょっと残念。エクシーズ狙ってく忍者デッキならあってもいいと思う。
●機甲忍者エアー
「フレイム」とは逆に、レベルを下げる。「アース」から並べてアースのレベルを下げて4エクシーズは可能だが、それくらいしか使い道が思いつかないかも。風属性なので、他の風属性忍者や変化の術との兼ね合いで「ダーク・シムルグ」と合わせる時に数合わせになるかも。
●機甲忍者アクア
忍者デッキ専用の「ネクロ・ガードナー」、ただしダイレクトアタック専用。エクシーズや変化の術のコストに使ったあと無駄がない、というのは良いのだが、それもないよりはあったほうが程度なので・・・やっぱり数合わせ要員っぽい。属性を気にしないなら、数合わせ要員の中では優先度高いかも。
●機甲忍者アース
まんまサイバー・ドラゴン。ステータスは大きく劣るけど、種族が戦士族なので差別化はできる。忍者としては、召喚権を使わず呼び出せるレベル5の忍者ってことで変化の術、「超変化の術」との相性はいい。「クリムゾン・シャドー」をエクシーズ召喚していくなら必須か。
●甲虫装機 ホーネット
ここから甲虫装機。昆虫族待望の新テーマは、かなりガチだった。
甲虫装機は全員が全員を装備し合える関係にあるのだが、装備カードとなって効果を発揮する側と、別の甲虫装機を装備して進化を発揮する側に分かれる。このカードは前者であり、こいつ自身が装備カード状態からはがれて墓地へ行くことで、ノーコストの「サンダー・ブレイク」。甲虫装機は全員が全員、「手札からも墓地からも」「1ターンに1度」甲虫装機を装備することができるため、このカードが1枚でも墓地に落ちていれば、下級甲虫装機全員に「1ターンに1度、場のカードを1枚破壊する」効果が付与されるのと同義。自分の場のカードも割れるため、ダンセルに何らかの装備カードをつけてこいつで割れば割るほどアドバンテージが生まれる。ふしぎ。無いと始まらない、甲虫装機の必須カード1。
●甲虫装機 アーマイゼ
これも装備されて効果を発動するタイプの甲虫装機。そして、他の甲虫装機を装備して進化を発揮する、後述の2体の甲虫装機は、どちらも装備カードがはがれることで効果を発動するタイプ。よって「ホーネット」のようにいつでもはがせてしかもオマケまでついてるっていうのは効果としては理想過ぎる取り合わせだったのだが、こちらは破壊耐性。ホーネットが来ない時はこちらで我慢したいところだが、その後述2体が、ダメージステップ時に装備カードがはがれても効果は発動しないという裁定なので、このカードで破壊耐性を付与しても戦闘破壊からデッキを回しにいくことはできないのが微妙。現状、下級甲虫装機の種類数自体が少ないため、こいつもホーネットを装備して相手の場のカードを1枚破壊することは可能なので、数合わせに採用するだけでもそれなりの活躍は見込めるのだが。さらに甲虫装機が増えるのであれば、リストラ候補筆頭。
●甲虫装機 センチピード
ここからが、他のカードを装備することで真価を発揮する甲虫装機。といっても、装備してそれがはがれることでの真価の発揮なので、ちょっと手間はかかる。勿論抜群の相性を誇るのはホーネットで、1ターンに1度相手の場を1枚破壊しながらデッキから甲虫装機をなんでもサーチ、という意味のわからない効果に化ける。散々色んなところで言われているが、「明鏡止水の心」を装備させれば即自壊するので、実質甲虫装機用の「増援」みたいに化けたりとか。上級甲虫装機や魔法・罠を持ってくることも可能なので、サーチ先は色々。主に「ダンセル」・ホーネットが切れてるならそこを、ぶん回すなら「ギガマンティス」とかお好みで。甲虫装機の必須カード2、ではあるがホーネットとダンセルはレベルが違うので1.5ってとこかしら。
●甲虫装機 ダンセル
甲虫装機の必須カード2。「センチピード」と同じ条件で、こいつはデッキから甲虫装機を特殊召喚する。同名カードは呼べないので、基本的にはセンチピードを呼んでくることになる。ホーネットとこのカードの組み合わせが甲虫装機の基本コンボにして凶悪コンボであり、こいつが甲虫装機デッキの核。通常召喚してホーネットで1枚割ると同時にセンチピードを並べ、そのセンチピードもまた相手のカードを破壊しながらサーチ効果を発動する。このカード1枚召喚するだけで、相手の場を2枚破壊+デッキからモンスター1体特殊召喚+デッキからカード1枚サーチという、意味のわからんアドバンテージが生まれる。なにこれ。下級甲虫装機はどれもレベル3で統一されているので、呼んで来たセンチピードとエクシーズするもよし、次のターンに生き延びれば効果はまた使えるので置いとくもよし。1枚でも除外されていれば、その状況から「リヴァイエール」に繋げることで一瞬でフィールドが埋まり、相手の場はカラになる。ステータスもサーチ・蘇生・リクルートの容易な攻撃力1000、どの甲虫装機からでも「大樹海」で繋がる。まずはこいつを通すことから、ダンセル+ホーネット。
●甲虫装機 ギガマンティス
上級甲虫装機は、手札からそのまま装備カードとして場の甲虫装機にくっつくことができるので、腐りにくい。装備すると元々の攻撃力を2400にするので、こいつさえいればどんな甲虫装機もアタッカーに早変わり。また、装備状態から破壊されると墓地の甲虫装機を蘇生。無駄がない。ダンセル→センチピードの流れで、手札にこいつがいれば、ダンセルに装備させ、センチピードがホーネットを装備して破壊する対象をこいつにすることで、さらにデッキと墓地から1体ずつ甲虫装機が増える。なんかもう意味がわからん。腐りにくいとはいえ事故要員になる時はなるので、採用枚数には注意。地味にダンセルの効果で直接デッキから呼べたりもする。
●甲虫装機 ギガウィービル
基本的にはギガマンティスと同じような使い方になる。守備力は上げたところでいまいち意味が薄いので、基本的にはギガマンティスが優先されるが、蘇生効果はこのカードもギガマンティスも1ターンに1度制限がついてるので、こちらも投入しておくことで1ターンに2回、蘇生効果を使えるかもしれなかったりする。実質、自分に装備して割るコンボ専用、かな。「共鳴虫」や「キラー・トマト」から直接呼べることはギガマンティスにない利点。また、上級甲虫装機はどちらもレベル6なので、「地底のアラクネー」から大樹海でサーチできることも覚えておいて損はない。てゆーか1ターンに1回ってダンセルとかセンチピードにもつけとこうぜ。
●ゼンマイネズミ
かくっとコケることで、墓地のゼンマイを蘇生する。守備表示で出てはくるものの、効果が無効になってたりするわけじゃないし、そもそもノーコストでモンスターを蘇生できるわけだから使いやすいに決まってるのだ。レベル3のゼンマイを蘇生することで「ゼンマイティ」に繋げば、そこからさらに別のゼンマイを展開できる。その展開するゼンマイが「ゼンマイネズミ」であれば同じことができるわけで・・・なんて。ゼンマイデッキのキーカードっぽい。
●ゼンマイハニー
リクルーターというのは昆虫族のカラーなのだろうか、やっぱり。わかりやすいテーマリクルーター。下級限定だがステータスに縛りはないため、状況に応じたゼンマイを。
●エヴォルド・プレウロス
いまいち動かし方がわかりづらいエヴォルの新戦力。手札からエヴォルダーを特殊召喚するなら「エヴォルド・オドケリス」、破壊された時にエヴォルダーを特殊召喚するなら「ゲフィロス」や「ウェストロ」もいる。差別点は確かに割とあるのだが、中途半端感は確かに。
●エヴォルド・カシネリア
戦闘で相手を破壊すれば、2体の恐竜に化ける。エヴォルダーを指定していないので、炎属性恐竜族で固められてるジュラックデッキにも入る・・・かも、しれない・・・? バトルフェイズ終了時に発動し、効果は無効になってるわエンド時には除外ゾーンへ自壊してくわと、エクシーズ召喚専用サポートと見てもいい。4を並べれば「ラギア」、6を並べれば「ソルデ」。残念ながら条件に見合った恐竜がいないため、ランク5のヴォルカザウルスを狙うことはできない。墓地へ送る必要はないため、トークンを戦闘破壊しても効果が発動するのはいい感じ。エヴォルデッキでは積極的に狙っていきたい。
●エヴォルダー・エリアス
エヴォルドから特殊召喚したら、さらに手札の恐竜を並べる。これで2体目の「エリアス」、もしくは「テリアス」を並べてエヴォルカイザー・ソルデにエクシーズして下さい、というのが想定された運用なのだろう。一応、下級ジュラック・エヴォルダーも特殊召喚できるよ。
●エヴォルダー・テリアス
なぜデメリットが。基本的にはレベル6のエヴォルダーであること以外に利点はない。上級エヴォルダーはどれも単体運用が難しく、エヴォルカイザー・ソルデを呼ぶにもこのカードの効果も「エヴォルド・カシネリア」の効果も、エヴォルダーではなく「恐竜族」という指定なので、エリアスを3枚積んで足りないようなら・・・このカードか、「ジュラック・ヘレラ」か。選びましょう。
●忍者マスター HANZO
ここから機甲じゃない忍者。機甲じゃない忍者のほうがだいたい使いやすい。SASUKEと対を成す忍者マスターだが、忍者デッキではこのカードは必須カード。通常召喚で忍法、反転・特殊召喚で忍者をサーチする。先行初手でこのカードを通常召喚し、変化の術をサーチすれば、相手のドローフェイズ・スタンバイフェイズでダーク・シムルグや「霞の谷の巨神鳥」に化けることが可能。いきなりそんなもんに出てこられたらたまったもんじゃない。それに「魔封じの芳香」や巨神鳥のコストにできる「霞の谷の神風」などが同時に張られたら、かなりしんどいものがある。サーチしてくるのが超変化の術ならば、「HANZO」を前に下手なモンスターを召喚すると一緒に超変化されるのが見えているので、相手の行動を縛ることもできる。通常魔法でもっと使いやすい忍法が登場すればさらに化けそうだ。忍者サーチのほうはHANZO以外と指定されてることもあって、オマケではあるが確実にアドバンテージに繋がるのは悪くない。変化しない忍者デッキではこちらの効果がメインとなるか。
●覆面忍者ヱビス
SASUKE、「ヤエ」、「ゴエゴエ」といるからこれであとは「インパクト」だけだな! 単体でまずまずの壁となる守備力と、条件下でノーコストの魔法・罠バウンス効果。あとはオマケ程度にファンサービスのような、ゴエゴエとのコンビネーション効果がある。狙いたくはなるが! 自分の忍者の数が相手の伏せカードの数より多いと効果が発動できないのは割と使いにくく、特に1枚だけの伏せカードを前に処理できないのはこう、もにょっとする。とはいえ使いやすい忍者である事には違いないだろう。
●成金忍者
ゴールド忍者。手札の罠カードをコストに、デッキから忍者を特殊召喚。「ヱビス」ならば忍者が2体揃うのでそのまま効果が使えるし、HANZOならばさらに後続の忍者をサーチ可能、手札に罠がまだあるのなら2体目の「成金忍者」からさらに忍者を展開することも可能。基本的にはランク4エクシーズにすぐに繋ぐことができる効果。使う場合はデッキ内の罠の比率とにらめっこすることになりそうだ。忍者デッキは構築力が試されるなあ。
●予言僧 チョウレン
「ジョウゲン」とか「カイクウ」とか「メイコウ」とか「ランシン」とか、そのテのシリーズ。効果は地味だが、あって困る効果ではない・・・が、魔法使い族ということを考えると「ブレイカー」で十分だろうか。実は「真炎の爆発」対応してるけど・・・けど?
●憑依装着-ダルク
忘れた頃に登場した闇霊使いの憑依装着。既存の憑依装着とは違い、プラスアルファ効果を得ての登場だ。そのプラスアルファ分は光属性、レベル3or4の魔法使い族という限定的なサーチ。魔法使い族には下級の光属性も多いが・・・基本的にはまあ、ファンデッキ用のカードだろう。そしてこれは「憑依装着-ライナ」の効果も予想できるってもんだ。
●闇魔界の戦士長 ダークソード
「ダークソード」が出世した! 今回のパックはなかなか面白いカードが多いな、効果もバックボーンも。効果は闇属性デッキ用の光属性メタであり、限定的な「サクリファイス」的吸収効果。対象がピンポイントなので、サイドデッキ向けのカードか。とはいえ、光属性メタは他にも色んなカードがあるのがなあ。アタッカーになる攻撃力であることはプラス。
●トランス・デーモン
地味にデーモンと名のつくモンスター、かなり増えてるんじゃないか・・・? 除外回収効果だけをメインと考えると「次元合成師」がいるが、このカードは自身の属性や種族も闇属性寄りで、さらに悪魔族サポートとなる効果も持っている。ついでにこれ、手札を捨てるのは効果らしいので暗黒界デッキに投入できたりする。「暗黒界の門」で能動的な除外もできるし、そもそも墓地除外に弱い暗黒界デッキとは相性いいね。
●神竜 アポカリプス
「ラグナロク」、「エクセリオン」に続く久し振りの神竜は、正統派ドラゴン族サポート。神竜の名を持つ例に則ってステータスは低いが、手札1枚を墓地の好きなドラゴン族と交換できるのはドラゴン族デッキならば非常に汎用性の高い効果。「仮面竜」から呼び出せる下級ドラゴンの選択肢にまた新たなレパートリーが加わった。見た目は炎属性っぽいけど闇属性。
●ダークストーム・ドラゴン
デュアルのサポートもなんだか久々。「フェニックス・ギア・フリード」に続く2体目の最上級デュアルモンスター。デュアルおなじみの通常召喚サポートに加え、レベル8なので「トレード・イン」対応、闇属性とドラゴン族という属性・種族も色々と活かしようがある。デュアル効果は「大嵐」で、自分の場の表側表示の魔法・罠をコストに捧げる必要こそあるが、これは「スーペルヴィス」と好相性。「トレード・イン」軸デュアルデッキとか面白そう?
●後に亀と呼ばれる神
今は神なのだが・・・なんだか物悲しいね。あ、レベルは5だけど「アトランティス」対応してるよ。
●ツイン・フォトン・リザード
効果も含め、「未来融合」でデッキから好きなフォトンを2体墓地へ送る専用カードか。現状はまだまだフォトンでデッキを統一するに面子が足りないが、効果を使えば銀河眼の光子竜を2体呼び出すこともできる。このカードも銀河眼もドラゴン族だし・・・と思ったけどドラゴン族デッキなら「F・G・D」指定でいいよね。そうだよね。
●CNo.39 希望皇ホープレイ
ホープを出せば、そのまま一気にこのモンスターにまで進化できる、それがカオス・エクシーズ・チェンジ! 正直まともに素材3体から出てくることはまずないだろう、被ってるし。欠点はライフが1000以下の時でなければ効果のないバニラであること。エクシーズ素材を使い終えたホープをチェンジさせることで自壊デメリットを消す事こそできるが・・・。専用デッキを組むにしてもライフを調整して効果を狙うより、「ZW」を絡めた戦術のほうが安定しそう。エクストラデッキは圧迫するものの、出しやすさは相当なので、今後のサポート等次第ではワンチャンある・・・かも・・・。
●機甲忍者ブレード・ハート
戦士族縛りのランク4エクシーズ。忍者デッキ以外でも活躍はできる。2回攻撃可能だが攻撃力は中途半端、なので「一族の結束」等のステータス補助を仕込めれば輝く。忍者デッキならば成金忍者からすぐにエクシーズ召喚が可能で、戦士族デッキならば「不死武士」を阻害しない。名前はブレード(刃)ハート(心)で忍、って上手いなあ。
●No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー
ナンバーズなので素材に縛りこそないものの、ランク5エクシーズとしては「ティラス」や「ヴォルカザウルス」にどうしても見劣りする。基本的には忍者デッキ専用。相手ターンでも使える、万能破壊耐性というのは弱くないのだが、攻撃力は2400なので、これを超える相手モンスターがいるなら処理手段を別途用意しないとただの時間稼ぎにしかならない。「ブレード・ハート」もそうだが、エクシーズメインの忍者デッキは戦闘・もしくは除去サポートが必須となりそうだ。ところで、ナンバーズはどれもとりあえず汎用性のある効果ばかり持ってると思ってたんだけど、こいつだけカテゴリサポート効果ってなんか浮いてる。
●No.96 ブラック・ミスト
ランク2のナンバーズ。効果は割と強力で、3回まで戦闘では破壊されず、さらにそのたびに強くなっていくって感じ。ただ、案の定素材が3体。前も言ったかもだけど、素材2体じゃちょっと強過ぎるけど素材3体じゃちょっと割に合わないって効果のエクシーズモンスター多過ぎるんだよなあ・・・。
●発条空母ゼンマイティ
素材に縛りのないランク3エクシーズだが、効果的にもゼンマイデッキ専用。エクシーズ召喚して効果さえ発動できればデッキからさらにゼンマイを展開できる。困ったら多分「ゼンマイネズミ」出しとけばいいんじゃないのかな・・・たぶん(ゼンマイよくわかってない)。ステータスの低さが惜しまれるところで、空母なんだしもうちょっと強くても良かったと思うんだけどなあ。せめて守備力高いとか。
●エヴォルカイザー・ソルデ
2体目のエヴォルカイザー。レベル6恐竜族が2体というのは、然るべきギミックを仕込んで狙いにいかないと難しいレベル。基本的にはエヴォルド・カシネリア、もしくはエヴォルダー・エリアスから呼び出すのだろう。デッキにレベル6の恐竜族を仕込む事故率も含めて、エクシーズ難易度は遥かに上がったものの、効果は「エヴォルカイザー・ラギア」と比べると若干地味。「黒光りするG」と同じく、破壊はしても特殊召喚を無効にはしていないのがなあ。ステータスも、ラギアより上ではあるが2600は不安。とはいえ、ラギアと違って取り除くエクシーズ素材は1つで良いので効果は2回使えるし、それまでの効果破壊耐性で使い分けていきたい。
●甲虫装機 エクサビートル
甲虫装機を装備した甲虫装機はどれもレベル6になってるし、上級甲虫装機は元からレベル6。狙いやすいエクシーズのはずなのだが、基本的には装備を解除してホーネットで除去除去してったほうが手っ取り早いので、甲虫装機デッキでは出すタイミングはあんまりなかったりする。現状唯一の素材縛り無しランク6エクシーズではあるが、本体のステータスの低さが難点。2800クラスのモンスターを装備してようやく2400では、ランク6に見合う実力かと言われると怪しい。甲虫装機デッキではギガマンティスを装備することによって元々の攻撃力を2400に、そこからさらに半分の1200アップで3600という攻撃力を得ることはできる。メイン効果となる除去能力のほうは、表側限定になった代わりに破壊ではなく墓地送りとなった「スクラップ・ドラゴン」だが、こちらもレベル6モンスターを2体使ってまでの効果ではないし、甲虫装機ならやっぱり除去は足りている。ただ、「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」等、効果破壊に耐性を持つモンスターを前にした場合、甲虫装機デッキの守り神となってくれるだろう。そういえば誰かが言ってた、モンスター何でも装備できることを活かして「ユベル」第2形態装備して除去って進化、って面白い発想だなあ。